『出版への道のり』24話はこちらを見てください。 『出版への道のり』23話はこちらを見てください。 商業出版までのスケジュール調整はどのように行ったのか? 出版を目指して ... 続きを見る
本の執筆期間はどれくらい?平均では3ヶ月、実際は1ヶ月?『出版への道のり』24
西日本豪雨災害で当初の執筆スケジュールを変更?ボランティアへ行くか?
第2章に取り掛かっている執筆中(7月8日)に、岡山では珍しい大規模な災害に見舞われます。

教会(クロスロードチャーチ岡山)はなんとか大丈夫でしたが、周辺は冠水して、1、2ヶ月休業を余儀なくされた店舗も多かったです。
また倉敷市真備町は甚大な被害をもたらし、全国ニュースにもその悲惨な状況が流れました。
編集者の中尾淳さんも心配してくださり、

と気遣ってくれました。
キリスト教会は、災害が起きるとすぐに災害対策支援部が設置され、ボランティア派遣チームが編成されます。

でも、私が出版する目的をふと思い返せば、
- 子育てで悩んでいる人や困っている人の助けになりたい
- 誰かのお役に立ちたい
という動機です。
牧師である自分が目の前に緊急な助けを必要としている人がいるのに、
このまま、ただ執筆を続けてていいのだろうか? ふと思い、祈りました。

その答えは、余裕で「GO」です。
どちらかだけを選択ということをせず、
どちらも選択しようと決意しました。
「神がGO」と言うなら、執筆もボランティアもできるだろうと思ったからです。
次の週にいつもの姿から変わり果てた真備町へのボランティアに2日間参加し、
その翌月には一週間のボランティアチームのリーダーを募集していたので、志願しました。
つまり、中尾編集者さんからの「締切を延長しましょうか」との問いに対して、

と返事をしたのです。
出版した本は集大成ではないよ!続編も違うテーマもいけますけど?
実は、第1章を書き送った時に、編集者さんには高評価をいただきましたが(『出版への道のり』24話 参照)、
1つだけ指摘をいただきました。
それは、

というものでした。
編集者さんの言う「○枚」というのと、「ページ数」の私のとらえ方が違っていました。

本のページ数は、編集者さんがおおよそ決めているので、
そのボリュームは調整しなくてはなりません。
少なくても多くてもダメなのです。
文章を減らして、削って、これは外せないという内容は違う章に移してという作業を相当しました。
「まだ多いです」と何度も言われながら。(笑)
出版後に

でも
「集大成ではないんだけどね」と思いました。なぜなら、あと2倍は書けたからです。(笑)

執筆予定期間1ヶ月の予定を熱中症になりながら、23日間で脱稿したのは神のおかげ
そして、ボランティアで熱中症になり、2日間ぶっ倒れたりしましたが、
神の祈りの答えは確かなものです。

だからこそ、集中力が高まり、6日間で1章を書き上げるペースが上がり、
結局毎回締め切りの2、3日前に提出し、前章の修正も並行でしながら、
結局23日間で書き終えました。
1ヶ月という短い執筆期間より、一週間も早く脱稿できた要因は、
「後藤哲哉がすげえ」ということではなく、

実は私は熱中症になりやすく、家族にはボランティアに行くことを反対というか、
「体調を長く崩すなら、他にも迷惑をかける」といった意味で、
難色を示されていました。
でも、たった2日間で回復したのも、自分の中では驚きです。
執筆は、誰もが神経をすり減らす作業で苦労すると思いますが、

もし、執筆に取り掛かる時には覚えておいてください。
マイナスの状況がやってきた時にこそ、
ほかのものに目もくれない凄まじいほどの集中力を獲得できます。
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