『出版への道のり』27話はこちらを見て下さい。 『出版への道のり』26話はこちらを見てください。 出版が決まったら、執筆以外に何をすればいいんだろう?と思うことがありま ... 続きを見る
出版前に著者がやるべきこと【1】「新聞広告における販促編」販売促進活動に最も力を入れるのは著者であるべき!『出版への道のり』27
出版前に知っておけばよかったというお得な情報を紹介します。
(1)amazonで予約できる日を告知するタイミングは大事!それによってランキング1位を獲れる!
商業出版の場合、出版社の方から直接、ネット通販会社(amazonや楽天市場など)へ本のカバー(画像)や内容説明など詳細を伝えてくれます。
日本実業出版社の中尾淳編集者さんの場合、「出版します」というパブリックな公表は、かなりギリギリまで「待て」指示でした。
2018年11月20日発売でしたが、メールを調べたら、完全に公に告知してもいい!と許可が出たのが「11月8日」でした。

私としても、「早く言いたい、早く言いたい」と気持ちが前のめりでした。
出版社側の決め事もあると思いますし、何よりも一番売れる形を編集者さんは「告知のベストなタイミング」知っているのです。
一つ守って良かったとわかることをお伝えすると、amazonの予約が短期間のうちに集中したので、ランキング1位を発売日までに取れたのです。
購入していただく日にちが分散してしまうと、上位は狙えないのです。
友人や知り合いに「11月15〜20日にamazonで注文してください」とお願いすることによって、確実にカテゴリ別では10位以内は狙えるでしょう。

というわけで、出版できる嬉しさから気持ちが先走って、フライング告知をしないようにしましょう。
出版しますと知ってもらうことよりも、売れることの方が大事なのですから。
(2)「amazon著者セントラル」に登録しよう
私も知らなかったのですが、「amazon著者セントラル」という出版した人だけが持てるページが存在します。
これに登録すると、「著者ページ」という項目があり、著者についてのプロフィールを作成できます。

講演会やセミナーなど、イベント情報も書くことができます。
もう一つ「売上ランキング」というamazon内で販売されている状況がわかります。
2日間1冊も売れないと一気にランキングは下がります。

まあそれだけ、まったく売れていない本が何万冊と存在するということでしょう。
新聞広告をした時は、全体で4000位台まで浮上しました。
もしこのランキングが、80,000位以下がずっと続くならば、何か販促をしなければならないと思います。
(3)「amazonアソシエイト」を設定しよう
アフィリエイトというのを知っていますか?
「成果報酬型のインターネット広告」です。
自分のWebサイトやブログなどに、企業(広告主)の商品やサービス(商材)を紹介して広告を掲載することで広告収入を得るネットマーケティング手法のひとつです。

このamazon版のアフィリエイトを「amazonアソシエイト」と言います。
ウェブの師匠である辻寿明氏から、少し前に教わって、衝撃を受けました。
この登録をするだけで、本の場合、売り上げの2%が収入として入ってくるのです。
ほかの商品なら最大10%だそうです。
自分の本でも、誰かの商品でも。
例えば、私の本が1500円なので、その2%だから、一冊売れれば30円入ってくるシステムです。

でも、今までにamazonで500冊くらい売れているので、もしこのアソシエイトを通して売れていたら、印税の他に15,000円の収入があったのです。
1ヶ月ほど前に登録したので、まだ1件購入の30円しか収入がありませんが。(笑)
でも、とても嬉しかったです!
Amazonアソシエイトに登録するためには自分のホームページ(ブログ)を作成し、審査してもらう必要があります。
https://affiliate.amazon.co.jp
普通は数週間かかる場合があるそうですが、著者の場合は、すぐに通ります。

辻明寿氏は「さすが著者ですね」と驚いていました。
出版される前に少なくとも、Amazonの「著者セントラル」と「アソシエイト」は登録しておくべきです。
次回は、なぜランキング上位を獲るべきなのか?どのようにランキング上位を狙うのかという方法をお伝えいたします。
『出版への道のり』シリーズを第1話から最新話までまとめました。
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