子育て心理学

子育てがうまくいくかどうかは、夫婦の話し合いの量に比例する『子育てに役立つ心理学』

更新日:

子育て中の親にとって、日々の買い物、ご飯を作ったり、お風呂に入れたり、寝かしつけたり、

もうそれだけに追われて自分の時間もほとんどないし、夫婦で話し合う時間はなかなかありませんよね。

後藤哲哉
なんとか夫の帰宅後、夫婦で話し合おうと思っても、クタクタになってる夜は半白目になりながら、聞いてるということはあると思います(笑)

もちろん「子育て、これをやれば絶対うまくいく!」なんて絶対法則なんかありません。

ただこれなしで、うまくいくわけないというものはいくつかあります。

後藤哲哉
その中でも、トップに挙げられるのが「夫婦の会話量」です。

心理学者バークの調査による人間関係に摩擦が生じた時の最善の解決策

カナダの心理学者バークは、こんな調査をしました。

経験豊富なマネージャーに、部下と衝突したとき「どのように解決しているか」と聞きました。

「お互いの提案の真ん中をとって、お互いに我慢する」というのがいいと答えた人は、11%しかいなかったのです。

約60%の人が「とにかく意見を交換し合う」ことが大切だと言いました。

長年の経験がある彼らによると、折衷案で互いに譲歩することは、結果的にそこまでいい展開にならなかったというのです。

後藤哲哉
つまり、人間関係がそこにあれば、全員が同じ考え方ではないので、少なからず摩擦が生じるものです。

そこを埋めるためには、やはり「相手の意見を尊重した話し合い」が一番だということがこの調査で見えてきます。

違う環境に育った夫婦の価値観は違っていて当然

夫婦は、育った環境が違うので価値観や考え方が当然、違います。

子どもが生まれる前も生まれた後も、子どもに関してのトピックは多いはずですが、どれだけ話し合っているでしょうか?

  • 子どもの名前について
  • 子どもの習い事について
  • 子どもの進路について
  • 育児の担当について
  • 子どもになんと呼ばせるか〜お父さんお母さんかパパママかDaddy Mommyか
  • 子どもにかける言葉や態度についての共通見解
  • 子どもが悪いことをしたときの母の役割、父の役割

などなど。

これらの話を初めてした時、「すべての答えが一致しました!」なんて夫婦はいないと思います。

後藤哲哉
もしいるとすれば、夫が妻にひどく怯えているケースです(笑)

お互いに意見は違ってもいいのです。

夫婦の話し合いの時間をたっぷり持てば、信頼感と満足感が得られる

互いに意見が違うからこそ、子どもの未来を想像しながら、話し合いの時間をたっぷり持ちたいものです。

そのトピックを話せば話すほど、相手への批判ではなく、お互いの信頼感と満足感が高まります。

もし、話し合いの時間が少なければ、妻は

「なんで夫はそんな価値観持ってるの?意味わからない!

となり、夫も

「なんで妻は折れないんだろ?頑固すぎだろ!

子どもを通して、溝が深まる危険性もあるのです。

子育ての方針を夫婦で考える時「自分が正しい!」とは思わないことが大事

実際、こういった子どもについての話をする時に必ず、夫婦喧嘩に発展するという家族も存在します。

その原因は、「子どもが幸せになるために、自分のこのやり方のほうが絶対正しい」と主張してしまうことにあります。

後藤哲哉
夫婦で大切なのは、「自分の価値観が絶対に正しい!」と思わないことです。

それは話し合いではなく、説得です。

相手が折れるか折れないかになってしまいます。その先にあるのはバトルしかありません。

まずは相手の意見や価値観に耳を傾けることです。

自分が全部正しいなんて傲慢ですよね。その態度自体が、子どもへ悪影響を与えます。

親の子どもへ示す「愛の方程式」とは?

後藤哲哉
私はこう思います。

夫婦の話し合いの量=子どものために考える時間=子どもへの

互いの意見を尊重する夫婦の話し合いの量に比例して、子どもは幸せとなっていきます。

やがて子ども自身が

「僕(私)のために、こんなにいろんなプランを考えてくれてたんだね」

と愛情が伝わる日がやって来るかもしれません。

後藤哲哉
別にやって来なくてもいいのです。

だって、そこまでして話し合われてきた子どもは、すでに愛されていることが伝わっていますから。

後藤哲哉『世界に通用する「個性」の育て方』日本実業出版社より出版)には、色々な具体例を挙げて、さらに詳しく書いています。

興味を持った方はぜひ読んでみてください。

後藤哲哉
後藤哲哉著『世界に通用する「個性」の育て方』はAmazonで今すぐ買えます!

後藤哲哉『世界に通用する「個性」の育て方』表紙画像

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-子育て心理学

Copyright© 後藤哲哉ブログ , 2019 All Rights Reserved.