出版

本のタイトルを最終的に決めるのは著者?編集者の裁量?『出版への道のりシリーズ』22

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『出版への道のり』第21話はこちらを見てください。

出版社からの熱烈なラブコールとしか言いようがない

8社目の出版社に熱烈なラブコールを受けます。

というのも

「企画にとても興味があるので話を聞かせてもらえませんか

という打診です。

しかも、編集者が二人登場してきました。

一人は若い編集者ともう一人は、編集部長です。

その出版社は、駅を出たら目の前にあり、信号を渡って30秒の場所にあります。

すべてガラス張りの建物はモダンでおしゃれでした。

後藤哲哉
「そうか〜、これからここに通うことになるのか〜

と思いながら、名刺交換をして、企画について話し合います。

話し合うメインポイントは、

「企画内容はこのままで素晴らしいです!あとはタイトルだけです。何かいいタイトルはありませんか?」

ということでした。

著者はタイトルに関してどれくらい関わることができるのか

今まで私はタイトルに関して、このように学んできました。

  1. 編集者はタイトルを考えるプロでもある
  2. 新人著者は自分がこれにしたいというタイトルは強く打ち出さない
  3. もし意見を聞かれた時にだけ、タイトル案を申し上げる
  4. 最終的に編集者が決める

これは、出版を目指すなら覚えておくべき事柄です。

今回は、編集者側から意見を求められたので、

後藤哲哉
「え?著者も考えるの?企画が通るのであれば、あとで編集者さんが決めればいいのに

と初めての経験で少し戸惑いましたが、いろいろな意見を出しました。

その面談中も1時間ほど、タイトルについてあれやこれや話し合い、

その時間内で「それだ!」というのが出てこなかったので、

宿題として、タイトル案を提出することを求められたのです。

私は今まで音楽や様々なイベントをプロジェクトしてきたので、

タイトル名考案やキャッチコピーはさんざんやってきました。

ですから、たくさん列挙して提出しました。

あとはタイトル次第のはずなのに?

「あとはタイトル次第」

後藤哲哉
この言葉に、今までの面談とは違うので、これこそ『手応え』を感じました。

しかし・・・またもや、アレがやって来ました。

アレというのは、B社やC社で味わった「THE・放置」です。(笑)

提出は一週間以内にしました。

後藤哲哉
しかし、2ヶ月以上連絡がありません。

企画内容はOKなのに、タイトルがいいのがないから出版できないというのは、正直謎でした。

前述したようにタイトル名考案は主に編集者の仕事だと思っていたからです。(事実、そうです。)

編集者に謙遜の限りを尽くしたメールを送信してみた

努力が無駄になったかなと思いながら、

後藤哲哉
「まあ出版業界ではあるあるなんだ」

と思いつつ、

私の信念は相手が誰であってもどんなことがあっても、

謙遜の限りを尽くすことと、

か細くも継続してあきらめないことですので、

以下のように編集者さんにメールを送りました。原文です。

○○さま(編集者)

出版の件において3月にそちらにお伺いさせていただいた後藤哲哉です。

糸井さまから、ご返信がないとの知らせを受けましたので、何か理由があると思いつつも、メールさせていただきました。

好感触ながらも、ピンとくるタイトルが思い浮かばないので、企画会議で通るのが難しいと聞いております。

○○さまにはご尽力くださり、そしてきっとストレスも与えてしまい、ありがたさと申し訳ない気持ちでおります。

またいつか機会がありましたら、いっしょに仕事ができたらいいですね。クリスチャン同士ですし。(笑)

感謝とお礼のメールでした。

そういえば、編集者さんはカトリックのクリスチャンでした。(笑)

編集者からまさかの即座の返信がやって来る

糸井さんが再三アプローチしてもリアクションがないので、私にも返事は来ないかもと思いましたが、

その日のうちに返信が届きました。

以下が原文です。

後藤さま

お世話になっております。
なかなか良いお返事をできずに申し訳ありませんでした。

うまく聖書の言葉からタイトルに結び付けられないかと思っています。

もしよろしければアイデアを出していただけると嬉しいです。
お忙しいところお手数をおかけいたしますが
ご検討よろしくお願いいたします。

後藤哲哉
「いやいやいや〜、もうアイデア出しましたよ?しかもたくさん。まだアイデア出すの?しかもアイデアがもっと必要なら、この2〜3ヶ月は何を検討?」(笑)

と、これは私の湧き上がった気持ちですが、結局保留というより、取り組んでいないのだなと伝わりました。

「ここでの出版はないな」とやっと悟りました。(笑)

実は、メールをもらう前後に、糸井さんがある1社に、同じ企画を提案していたのです。

後藤哲哉
そう!その出版社こそ、最高の版元と呼ばしめる「日本実業出版社」でした。

続きはこちらを見てください。

『出版への道のり』シリーズを第1話から最新話までまとめました。

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