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C社の場合~バックれ&引き継ぎ『出版への道のり』13
4社目に訪れた出版社は、ウルトラ大手です。
自社ビルも半端なかったです。
入館証を首からかけて、編集者に会いました。
バシッと高級スーツを見にまとって髪型もセレブ感漂う感じです。

と内心ビビりながら、1時間弱トークをしました。

と言われ、難しい課題でしたが、取り組みました。
その内容を紹介します。
- 企画書の類書を読みまくる→類書分析(全然違うと思わせる)、章構成(聞いてみたいと思わせる)
- 初出版の場合、ブログやSNSのユニークユーザー1万~1万5千「日本ブログ村」に登録
- コピー30文字以内(「1万人を変えてきた牧師がたった一瞬で変身させる方法」など)
- 半年かけて、ユニークユーザーを1万に近づけて、それから企画を考える。
こんな内容でした。
ユニークユーザー1万???
「日本ブログ村」なる聞いたことのないサイトにも登録しました。
そして、岡山に帰った後も、メールでのやりとりがしばらく続きました。
さらなる課題の内容はこれです。
- ブログのアクセス解析(月ごとの時系列の数字でわかるデータ)
- 類書リスト
- ブログ読者のおもなコメント内容 記事に対してどんな反応が多いか
- 上記2と3を受けて、私が現状で考えている企画イメージ
アクセス解析なんてやったことありません。(笑)
ブログのコメント欄は作成してません。(笑)

でも親しい知人は、辛口コメントはしないですよね。(笑)
それでも、一つ一つ丁寧に取り組み始めました。
数ヶ月経ったある時、その編集者さんから、

と呼ばれます。

わざわざ呼ばれるってことは、期待しますよね~~?
その時の話は、こうです。
- なぜ出版を目指すのか?
- 意味はあるのか?
- 別に本を出さなくても、地方で牧師をやってればいいじゃないですか。
トドメはこれです。

はあああああぁぁぁぁぁ?

出版したい理由を最初に言ったよね?
意味?ヴィジョンの話もかなりしたよねー?
有名人は出版社側からオファーかけるんだろーがーー!
知名度がないから、オーディション受けたり、紹介してもらったりしてるんだよーーー!!
あなたも忙しいだろうけど、こっちも忙しいんだよ!!!(3月)

もう言葉にならない感情がいろいろ吹き上がり、これらを全部、言い放ち・・・・
ませんでした。(笑)
気持ちを押し殺し、

謙虚な姿勢で、帰り際は、ちょっと無言になりましたが、悪態をつくことはしません。(笑)

そう述べて、そのどでかいビルディングから去りました。
おっしゃ!ぜってー違う出版社から出して、文末に、その編集者の名前を書いて、スペシャルサンクスとして、

と書いちゃるけーのー!
と一瞬思いましたが、
みなさん、「ナニクソ~ 見返してやる~」といった反骨精神というのは、長くは持続しません。
ネガティブな感情は、一時的に力を発動するものの、継続的な行動力につながっていかないのです。

そして、
その編集者の言うこともごもっともだよな、自分は出版はできないかも、と思い始めました。
ここで、心が折れて、毎日続いていたブログがストップします。
続きはこちらを見てください。 『出版への道のり』第14話はこちらを見てください。 お声をかけてもらった4社がダメで、しかも4社目のD社の編集者さんの言 ... 続きを見る
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