子育て心理学

親は子どもにゲームを禁止させるべき?親の上手な管理が必要だが、親の逃げ道にゲーム機を使ってはダメ!『子育てに役立つ心理学』

親としては、自分の子どもがゲームに時間を費やすよりも、

勉強に打ち込んでほしいと思うでしょう。その気持ちはわかります。

後藤哲哉
親の理想であり、願いです。

子どもの頃にゲームを禁止され、反動でどっぷりゲームにハマる大人

ただ、「『禁じられた遊び』禁じられれば禁じられるほど興味を持ったり反動が激しくなる?」で紹介したように、

「禁止すればするほど、かえって好奇心が駆り立てられること」

があります。

  1. ゲームを禁止されていたために、大人になって、どっぷりハマる人
  2. ゲームを禁止されていたために、大人になっても、まったく興味のない人

この2つが存在します。

私は、初期のファミコンの時代で、ほとんどの友人の家庭がファミコンを持っていました。

後藤哲哉
私は母親に欲しいと何度も言ったのに買ってもらえませんでした。

現在は、ボードゲームや対面ゲーム(人狼ゲームなど)は好きですが、テレビゲームはほとんどしません。

後藤哲哉
私は2の「ゲームに興味がなくなる方」ですね。

私の場合は、ゲームを買ってもらえないからと言って、根に持ったり、不満に思うことはありませんでした。

野球やサッカーや外で遊ぶほうが好きだったので。

もしかしたら、ものすごくゲームをやりたいのに押さえつけられていたら、

その反動があったかもしれません。

大人になって、ゲームにどっぷりハマることは悪いことではありません。

しっかり自分の責任を果たしていれば、それは自由です。

ゲームが好きだからといって、悪いことだと決めつけない

後藤哲哉
「ゲーム大好き人間=ダメ人間」ではありません。(笑)

教育者が、ゲームはよくないものと思う傾向が強いようです。

私の母も教育者です。

親の理想がすべて子どもに降り掛かります。

良い面でも悪い面でも。

後藤哲哉
ゲームをやり過ぎて起こる問題があります。

ゲームに夢中になりすぎて、宿題など自分のやるべき責任などが果たせずに、

風呂にも入らず、寝ないで、無制限にやらせるなんて、どうでしょうか?

同じ姿勢で何時間も画面に釘付けなんて、眼や脳への影響はどうでしょうか?

後藤哲哉
子どものためによくないのは当然です。

「次の面をクリアしたい、続きをやりたい」という気持ちをコントロールするためにも、

やはり親の上手な管理が必要だということです。

そうすることによって、やがてゲーム以外の時間の使い方や、

自制心など身につけることができます。

子どもの本当に望むこと、楽しいことを見つけてあげて、

そのあとに必要ならばゲームを与えることも大いに結構だと思います。

親の都合のために子どもにゲームを与えることの危険性

後藤哲哉
こんな親もいます。

親が自分のやりたいことをするために、子どもに

「あんたはゲームでもやってなさい」

といった意味合いで与える場合があります。

その間、親はスマホをしたり、ママ友とおしゃべりしたり、趣味をしたり・・・。

後藤哲哉
この時、子どもはほったらかしにされてると気づいてないと思いますか?

実は、その時はゲームをやりたいから親のやってることをいちいち把握していなくても、

潜在意識の中で、

「ぼくは(わたしは)避けられている。ほったらかしにされている。」

と感覚でわかってしまうのです。

後藤哲哉
これがとても危険なのです。

「お母さん、お父さんにとって自分はいったいなんなんだろう?」

と

小さな種が子どもの心に根づいてしまった時、一気に自己肯定感が急降下します。

具体的にどうなるか。

後藤哲哉
様々な具体例があります。
  • 反発する
  • 逆に反応がない
  • 意味不明な言動をする
  • わざと親の望まないことをする

などなど。

後藤哲哉
子どもに向き合わなった時間の分だけ、もっと大変なことになってしまう可能性が大きいのです。

親自身が仕事や育児で疲れていたり、諸事情でなかなか時間が取れなかったり、

仕方のない場合も多いと思いますが、幼少期の心が形成されていく過程の中で、

「親は子どもと関わりを積極的に持つ」ことが今、叫ばれています。

「自分のしなくてはいけないことをするよりも、自分のしたいことをする」親が非常に増えています。

後藤哲哉
まさに「親が親でなく、子どものままでいる」場合が多いのです。

そうすると、子どもにしわ寄せが来ます。

厳しいことを言いましたが、ゲーム機を逃げ道に使わず、子どもの心の息抜きとして、親が上手に活用できたら、とてもいいですね。

後藤哲哉著『世界に通用する「個性」の育て方』(日本実業出版社より出版)には、色々な具体例を挙げて、さらに詳しく書いています。

興味を持った方はぜひ読んでみてください。

後藤哲哉
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後藤哲哉『世界に通用する「個性」の育て方』表紙画像

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