子育てには必ず困難が伴います。

人間が大きな喜びを感じるためには不安や緊張が不可欠?
フランスの心理学者レグランドによると、
のだそうです。

困難がない人生は、実は退屈な人生で困難を避けては何も生み出さない
最初から困難を避けてばかりいても、同じく退屈な人生になってしまいます。
困難を避ける人生からは何も生まれません。

親が子どもの困難をすべて排除して、ガードを固めすぎるのはよくありません。
子供も大きな困難の中でたくましく成長していく
保育園・幼稚園に初めて預けるとき、子供は大泣きしますよ。
そんなの子どもが可哀想だからと言って、保育園に預けることをやめますか?

お母さんから離れて、知らない人に囲まれることは、
幼い子どもにとって、大きなストレスです。
何時間、何週間も泣き続ける子だっています。
親だって、子どものつらそうな表情に涙したりもします。

ケンカしたり、嫌われたり。
そんなモメることを避けるために、家の中に閉じ込めておくなんてしません。
子供と一緒に困難を乗り越えることは親の成長チャンスでもある
そこで親子関係において、「その困難をいっしょに乗り越えていく」ということがとっても大事なこと。
しかも、親がすべて解決してあげるということではなく、
子どもが解決できるように手助けをする。
そして、徐々に距離を置いて、見守る。

困難が発生したら、子どもと自分(親)の成長のチャンスだと考えて、迎え入れましょう。
後藤哲哉著『世界に通用する「個性」の育て方』(日本実業出版社より出版)には、色々な具体例を挙げて、さらに詳しく書いています。
興味を持った方はぜひ読んでみてください。
